「焦り」と「思い込み」で初歩的な失敗

朝一番でノートパソコンから電子申請をしようとした処、ウィルス・チェック・ソフトが新しいソフトへの更新を要求してきたので、仕方なくそれを先にやることにしました。普段、この手の更新には1分もかからないのに、今回は15分程度もかかってしまい、この段階で私に「焦り(早く電子申請を処理したい!!)」が生じました。

悪いことに、このソフト更新の終盤でお客様から電話依頼があり、ソフト更新終了後はその依頼を先に片付ける必要が生じて、更新終了後は外出することになり、電子申請は夜になって申請することにしました。

そして夜、電子申請をしようとするとノート・パソコンが起動しないのです。「あれ~?」と思いながら、ノートパソコンのコンセントを何度も差し直して充電してみたり、何度も電源ボタンを押してみたりしましたが、全く起動しません。Windows7をOSにしている古いノートパソコンなので、仕方なく一晩充電をしてみて翌朝にもう一度起動してみることにしました。

翌朝にパソコンを再度起動させようとして何度も電源を入れ直しましたが、パソコンは起動してきません。そのため「もう古いから寿命なのかナ~?」「ウィルスソフト更新のときに何かマズい処理をしたのかナ~?」などと考えならが、昨日になってパソコン屋さんに修理を依頼しに行きました。修理代と修理必要日数を聴いて判断し、場合によっては新しいノートパソコンを買うつもりでパソコン屋さんに行きました。

パソコン屋さんの修理部門のカウンターに座って・・・

私「電源を入れても起動しないので直せるか否かを見て貰いたいのですが・・・」

店の人「充電用のコードを貸してください」

私「これです」

店の人「電源をいれましたので、スタート画面が立ち上がるまで少々お待ちください」

店の人「スタート画面が立ち上がりましたが、どこが悪いのです?」

私「アレ~、私がやったときパソコンは全く起動しなかったのに・・・!! 何で? 何で?」

店の人「多分、充電用コードの差し込みが浅かったのではないですか? バッテリー残量が2%にまで落ちています」

私は赤面して、お店の人にお礼を言って帰りました。

全く初歩的なミスです。「焦り」と「思い込み」によって初歩の「バッテリー残量を確認する」という動作をしていなかったとは・・・。もう25年間位はパソコンをやっていますが、こんな体験は初めてのことでした。歳をとったせいかナ・・・・!!

本職の経営労務相談でこんなことをやっては許されませんから、十分に注意するようにします。そして、第三者の目線で冷静に判断する大切さを改めて認識しました。