道路交通法の改正で改善されるか?

国道から外れて対面走行の県道を通って相談先企業に行こうとしていたときのことです。国道を外れるまでの見込みでは、何時もの様に約束した時刻の15分位前に着き、近所のセブンイレブンで\100コーヒーを飲んでタバコを吸い、一息ついてからお伺いすることができる筈でした。しかし、県道に入ると珍しく大渋滞で前に進みません。「工事でもしているのかナ? ショウがなぃヤ!! 逃げ道は無いし!!」と諦めて運転していました。

相談先企業に着くと、駐車場入口は大きなダンプカーが進入路を塞いでいます。駐車場出口はパトカーが止めてあり進入が難しい状態でした。「これでパトカーに接触したら公務執行妨害になるのかナ?」などと考えながらも、何とか駐車場出口から駐車場に入ることができました。約束時刻より10分の遅刻です。

そして相談先企業の社長から聞いた話しでは「ダンプカーが積載していたアスファルト破片を道路まき散らし上下線とも通行できなくなった。しかもダンプカーの運転手さんは、過去に脳梗塞を患ったことがあり、運転席から動けない状態だった。そこで仕方なく、近所の人たちが道路に散布されたアスファルト破片を拾い集め、なんとか片側1車線は通行できるようになった。今はその後始末をしている状況だが、お蔭で商売アガッタリだ」と言われていました。

さて、今年6月に道路交通法が改正され「意識を失う危険性がある病気を過去に患ったことのある人は免許更新時に申告することが義務付けられた」そうですが、果たしてこのとき体験したようなことは防止できるのでしょうか?

それにしても、このダンプカーを運行させた会社は使用者責任を問われて後始末が大変なことになるでしょう。裁判沙汰にならなければ良いのですが・・・。