司法書士との連携

4~5年前にご相談に応じた人から久しぶりにお電話がありました。

ご相談の内容は「実父が社長をしていた会社があり、実父は死亡して既に2年が経過している。この度、代表者の変更手続きについて法務局に相談に行った処、酷く叱られ、しかも課徴金を徴収されるということだが、なんとかならないだろうか?」というご相談でした。

私も何とかしてあげたい気持ちはありましたが、これは司法書士さんの世界の仕事です。そこでこの人に私の利用する司法書士さんを紹介することにしました。

司法書士を使わなくても今は素人でもその気になれば出来る時代(但し、本人であることが条件)ですから私でも不可能ではありませんが、これは私が行ってはならない仕事です。そして、この手続きを円滑に処理するにはプロである司法書士に依頼することが一番良い方法です。

"便利な時代"となった、しかし、また、だからこそ、"やっていいこと" と "してはならないこと"とを間違えないようにしなければなりません。

紹介した司法書士さんは若い女性で仕事を紹介して貰って喜んでいるようでしたが、私に相談した人(男性)は、年老いた厳つい男性である私と話しをするよりも、若い女性がソフトに話しをしてくれることで一層喜ばれているようでした。