事務作業の平準化

先週は6月から始まる労働保険申告に備えて各社の昨年度の賃金集計を確定させる作業を行っていました。

チョッと早いような気もしますが、例年この時期に毎月賃金台帳を預かっている顧問先の昨年度賃金を私方で集計して各顧問先で総勘定元帳と照合し確定して貰うために行ています。

そもそも連休前のこの時期に労働保険申告用賃金集計を開始したのは、複数の顧問先から労働保険料を決算書に載せたいから労働保険料を試算して貰いたいという依頼があったためです。

ほとんどの企業か5月中頃までには総勘定元帳と照合して回答してくれますから、6月初旬には顧問先の全ての労働保険申告が終了し、その後は顧問契約は無いけれど労働保険申告事務だけを委任される企業の作業を開始します。

しかし、それでも6月中旬以降は顧問先の算定基礎届と一見先の労働保険申告事務が重なり、更に顧問先の決算役員会への出席等も重なるので多忙を極めます。

また、この連休前の時期は障害者雇用率を計算し5月15日の期限に間に合うように障害者雇用納付金申告書も作成する時期ですから、事務作業とはいえ多忙です。

なんとか事務作業を平準化して相談業務に割く時間を多くしたいと考えた末にこのようなパターンが出来上がってしまいました。