パワハラのご相談

法改正も近づきマスコミ等で取り上げる為か? このところパワハラに関する御相談が増えているような気がします。やっと1件落着したと思ったら、今日も1件ご相談があったので早速参考資料を提供しました。

私が注力するのは、もしご相談が初期の段階であれば、出来る限り紛争化するのを防ぐことです。特に人数の多い企業では、会社がパワハラに関する教育を行っても、中々末端まで浸透しないためかパワハラが発生し易く、このような会社では本社総務も現場の実情を把握しきれて無いため、また初動までに時間がかかるため紛争化し易い傾向にあるので初動(事実調査の開始)を早くするように私は努めています。

また更に、事前に会社がパワハラ対策として教育をしていても、受講する側は他人事として聞き流している場合が多く、例えば1000人のうち999人にはパワハラ教育が浸透しても残りの1人がパワハラを、それもどちらかというと無意識のうちにやってしまっているケースが散見されるような気がします。

そして、パワハラが紛争化するか否かは、日常の人間関係とコミュニケーションに左右されることが多いのですが、人間ですからどうしても互いの相性という問題があるようです。生きることに一生懸命な時代は相性などと言っていられませんでしたし、仕事上で本来は相性などと言ってはならないと思うのですが、社会と自分とにユトリが出来始めると相性(好き・嫌いというどちらかというと感情的な事柄)が前面にでてくるのかもしれません。そして私が過去に体験した事案では、日常の人間関係やコミュニケーション等では解決できなかった事案もあり注意が必要です。

いずれにしても頭の痛い問題であり、日常の人間関係とコミュニケーションが大切なこともよく分かるのですが、私は「人間だから、ついやってしまうことは仕方ない場合があるけど、それを直後に行為者(又は発言者)がフォローすること」でかなり防止できるのではないかナ?と思います。私(元銀行員)が若かった頃は、私が上司に怒られたらその日は上司が飲みに連れて行ってくれていました。しかし、いま思えば「よく怒られたものだな」と思います(それだけ世間知らずでした)。そして私を怒って下さった上司に感謝しています。