2年前から年金事務所による社会保険加入状況調査が再開されていることは知っていましたが、10月16日に広島市西区の顧問先3社の調査が行われる通知が届きました。
1社が約100人、他の1社が約75人、残りの1社が約45人の従業員数の企業です。どの企業も社会保険や労働保険に正しく従業員を加入させ、諸届もキチンとしていますから安心はしていますが、月額変更届漏れがある可能性があることと、調査のためにタイムカードや賃金台帳を揃えるのが大変です。なんせ、平成23年1月から平成24年9月までの資料を全て用意しなければならないからです。
因みに、100人規模の顧問先の賃金台帳だけを準備した処、A4で約570枚になりました。タイムカードはデジタル化していますから、2100枚になります。印刷する手間を考えただけでゾッとします。用紙とプリンター・トナーを予め準備する必要があります。因みに3社の概算でA4用紙が6100枚は必要となります。普段は、3社とも無駄な用紙を節約するためデジタル化して保存している先ばかりなのです。
また、これをどうやって広島西年金事務所に持ち込むかも私の課題です。頭が痛くなります。
しかし、国会で保険料を税金化しようかと検討している最中から再開された調査ですが、この3社は普段から事務管理をチャンとしているから良いようなものの、ズサンな会社は大変であろうナと思います。儲けには直接結びつかない管理事務ですが、普段からチャンと管理しておくことが大切であり、また漏れを防ぐために私のような社会保険労務士にチャンと労務管理情報を提供しておくことが大切ですネ。
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