働き方改革 と 生産性向上

ある会社からご依頼があったので、「働き方改革」について講師を務めました。

同じ日に営業会議も予定されていると聞いたので、営業会議にオブザーバーとして出席させて頂きました。会社の労務管理に関する助言を行うためには、その会社の実態を知る必要があると私は考えているからです。

会社の社長さんは「営業会議に社労士が出席しても話しが理解できないだろう」と心配されていましたが、私にとってこの会社の営業会議は大変に興味深いものでした。

会議に参加させて貰ったので、この会社の現場のことが少しは理解でき、またこの会社の会議に対する考え方も理解できました。そして、私はそれらを踏まえて「働き方改革」について講師としてお話しをさせて頂きました。

あとで振り返ってみると、「働き方改革」の講師というよりも、営業会議の監事講評の傾向が強かったかも知れませんが、「生産性向上のための時間管理」について主にお話しさせて頂き、会社の人には私の話しが身近な事例であったせいもあり、良く理解できたと評価して頂けました。なお、私も社労士ですから、最近の労働行政の指導傾向や裁判例などについても当然のことながらお話しさせて頂きました。

ただし、与えられた時間は2時間でしたから、時間を気にして少々端折りながら講演させて頂きましたが、約5分ほど超過してしまいました。営業会議と講演とで丸一日を費やしましたが、この会社の内情がかなり理解できたと思っています。