特定求職者雇用開発助成金 長期不安定雇用者雇用開発コース

長期不安定雇用者雇用開発コースは今年の4月から始った新しい助成金です。

先日から求人をしている顧問先企業から「応募者と面接したら紹介状以外に何かわからないものを提出したので見てもらいたい」という依頼があったのでお伺いした処、この助成金のことが説明されているパンフレットでした。

この助成金は、

①雇入れ日時点で、満35歳以上60歳未満であり、(かつ)

②雇入れ日の前日から起算して過去10年間に5回以上離職または転職を繰り返し、(かつ)

③ハローワーク又は民間の職業紹介事業者などの紹介する時点で失業状態にあり、(かつ)

④正規雇用労働者として雇用されることを希望している人

が対象となり、

入社して半年経過すると30万円(中小企業の場合)、更に半年経過したら更に30万円の助成金がもらえるという内容です。

求職者が対象となるか否かはハローワークが判断するので、企業は採用と決めたら雇用保険、社会保険への加入手続きを通常通り行えば、入社日から4ヶ月~5ヶ月後に会社に申請書類が届くので、それに記載されている申請期間中に必要書類を揃えて申請すれば良い(事前に計画書ほかを提出する必要はない)とのことでした。

申請時に必要な書類は、従来からある特定求職者雇用開発助成金に類似しているそうですが、就業規則等を添付しなければならないそうです(ハローワーク サービス部門談)。