相変わらずの年金機構

6月23日に電子申請e-Govで途中入社した従業員さん2名の資格取得届をハローワークと年金事務センターにしました。ハローワークが当日中に処理が完了して処理結果を返信してきたことに私は驚きました。しかし、年金機構は相変わらずのようです。

年金事務センターは6月24日になって「事業主からの委任状に事業主の捺印が無いか、あったとしても捺印が薄くて確認できないので書類を返却すます」という返信をしてきました。確かにJ-pegにスキャンした陰影は薄い状態でした。しかし、それにしてもハローワークは前日に処理が完了し、その処理結果も返信してきているのに、年金機構は処理が終ってないばかりかその翌日になって処理不能というメールを返信して来ています。処理不能の通知は受信した当日中に出来ないのでしょうか? 過去に一番酷かったのは私が送信して1週間後に書類上の入力漏れを連絡してきたこともあります。

これでは、どんなに良い仕組みを創っても、使い方に問題があるようですから、その良い仕組みは活かされて使われることはないでしょう。"消えた年金問題"にしても、"基礎年金番号漏えい事件"にしても、年金機構にある暗黙知の組織体質に問題があるとしか考えられません。これでは、マイナンバー制を導入しても事務の合理化が図れるのか否か大いに疑問を持つ処です。