夕学50講 次代のリーダー育成

昨日は日中に広島市から三原市までドライブ(約1時間30分)して、新任の三原支店長に支店長教育をしに行きました。今の処は順調に支店長しての職責を果たされているようでした。

帰り路はチョッと遠回りして父の出身地の尾道ラーメンを久しぶりに楽しんで・・・。

そして、夕方18時30分から20時30分まで、夕涼みがてら広島商工会議所のサテライト・スタジオで行われる夕学50講に参加しました。今回のテーマは「次代のリーダー育成」講師:海陽学園校長 中島尚正氏ですから、従業員教育、特にリーダーシップ教育に参考とすべき点が何かないか?を学ぶことが目的でした。

海陽学園は、名古屋等の中部地方の大企業(約50社)が中心となって設立された全寮制の中高一貫教育の学園です。グローバル時代に対応できる次世代リーダーには、従来の学校教育のように「(基礎)学力」だけでなく「人間力」を磨く教育が必要であり、基礎学力教育と人間力教育とを合わせた全人教育が必要という方針で運営されています。

また、リーダーのあるべき姿は、時代と伴に変わっていくが、いつの時代でもリーダーには

①夢があること

②無私の心(自分が属する組織・集団のことを考えること)

③人を惹きつける魅力があること

④自分の責任のもとに組織を導いていく能力があること

の全てが必要であると言われていました。

そして、全寮制であることにより、

(a)異質な者との交わりを持たざるを得なくし、

(b)他人と折り合いをつける力を養わせる

そうです。

全寮制により時間が厳しく管理されていますから、本人たちは「時間は自分が工夫して創るもの」という意識を持ち、学校としては中学生時代に挨拶、時間管理、整理整頓などを徹底指導し、習慣化させることで、規律正しい生活習慣を身につけさせ、高校生時代には、自主性と自律性とを習得させるそうです。また、集団生活ですから、「人と話すことを楽しむ」ことができるようになりコミュニケーション能力が高まるそうです。

このような教育を中高一貫教育で行うことにより、現代の若者に見られる「受け身」「無気力」「無関心」となってしまうことを防ぎ、また知識としては知っているがそれを活かせない(知識の量は問題ないが、その知識を活用できない)ことがないようにすることを目指しているそうです。

ここまでの講演を聞いて、私は「それは従業員教育でも必要なことではないか!!」と思いました。そして、特に幹部候補生教育をするとき従来は得てしてマネジメント技術ばかりを教えていたが、どうもそけだけでは不十分と考え、最近の私は論語・貞願政要・PFドラッカー翁・松下幸之助翁等の古書や稲盛和夫氏の書籍から引用した教育訓練を行い、マネジメント技術だけでなく「人としての道」 も幹部として習得すべきだと説いてきましたが、これを人格教育と言うのか!! そして大企業の責任者たちはその必要性に既に気づいているのだ」と納得しました。

今回の夕学50講は、一見、企業とは余り関係がない学校教育のこと、あるいは海陽学園のPR活動かと思いがちでしたが、参加してみて従業員教育に大いに参考にすべきものがあったと痛感しました。