民法の研修会

昨日、広島県社会保険労務士会主催の民法に関する研修会が行われ参加していました。昨日で第5回目となり最終回でした。

憲法のお話しから始まり、債権・契約・相続・親族に関することまで民法の規定を改めて学ぶことが出来ました。講師は仙台から来ていた広島出身の若手女性弁護士さんでした。講師としては経験不足でしたが、大学の後輩でもあったので思わず応援していました。

私にとって、いままで仕事では余り遭遇しなかった「自力救済の禁止」と「遺産相続の遺留分」の考え方がよく理解できたことが良かったです。また、民事訴訟法、民事執行法、民事保全法まで裁判の流れに沿って簡単ながら説明してくれましたので参考になりました(私は丁度、この研修とは別に民事訴訟法、民事執行法、民事保全法の書籍を読んだばかりだったので何が実務的に重要なことなのかが理解できました)。

しかし、私が社会保険労務士の資格を取得した頃は恩師から「できれば民法も理解しておく方が望ましい」とアドバイスされた時代でしたが、いまは「民法の知識は社労士にも必ず必要な知識」となったようです。