ジコンショウガイ

ハウツー本ですが、本を読んでいたら「ジコンショウガイ」という言葉に巡り合いました。その意味は「年齢に関係なく、思い立ったときから新たな人生が始まる」という意味で、その本には「3年後には初段を取り、将来は子供たちに空手を教えたい」という目的で70歳の人が空手を習い始めたということが書いてありました。

私は46歳のときにそれまで経営していた会社を倒産せてしまい、その後は社会保険労務士を生業としてきました。そして、今年60歳を迎えるにあたり、いままでの約12年間で色々な経験を積んだから、そろそろ社労士事務所でも開設しようかと考えています。

しかし、同級生の人達は「もう60歳で定年を迎えるから、そろそろ人生の後始末をしながら余生を楽しもう」と考える人が多く、私が新たに事務所を構えることに異を唱える人の方が多いのです。そのため、私は悶々としていましたが、この言葉に巡り合い決心することができました。京セラの稲盛和夫氏も80歳近くのご年齢で見事にJALを再建されたのですから、私もそれを見習い世の為、ヒトの為に役立つ人生を過ごし創造していきたいと思います。

尚、「ジコンショウガイ」の「ジ」がMIEで見つからないのでカタカナにしましたが、残りの部分は「ジ」「今生涯」となります。